2019年10月の1つの思い出
久々にログインしたら最終更新1年前とかになっててひっくり返ったマツケンです。
最近TLでアドカレ(アドベントカレンダー)を見かけるようになって、そんな季節だなーと思って自分も何か書きたくなったので、書くことにしました()。
で、何について書くかというと…
天神の大会でベスト8! pic.twitter.com/tj1rAJbLLD
— マツケン (@mtkn_55S) 2019年10月27日
デンッ!!8番のヤツ!!!おい
というわけで、今回は、今年の個人的な思い出の1つである
デュエルマスターズCS入賞
についてでも書こうかと思います。
※デュエマをやっている、知っている、もしくは興味がある人向けになるかもしれない。ごめんなさい。
よければ最後まで読んでいただけると幸いです。
はじめに
この度、自分は10月末の天神のCSでベスト8になってきました。
初めてベスト8賞プロモ勝ち取れました。
ちなみに他学科の友達はベスト8プロモ既に8枚くらい取ってる上に優勝プロモも2枚勝ち取ってきてました。驚いてひっくり返りました。すげ。
そもそもCSとは
ざっくり言うとデュエマの大型(64~400人規模)大会のことで、この辺だと天神や博多で開催されている。
CS限定のプロモカードがあり、参加賞、ベスト8賞、優勝者賞がある。
(冒頭のTwitter画像の左下が参加賞プロモ(¥200)、右下がベスト8プロモ(¥5700)。)
他にも店によってさまざまな景品(未開封BOX、その店限定の商品券など)がもらえたりする。
規模が大きく、景品も豪華(優勝プロモはヤバいとき10万とかする)なだけあって、ガチ勢多め。ただ(少なくともこの地区では)その分優しく紳士的なプレイヤーも多め。
使ったデッキ
今回使用したのは赤単レッドゾーン。別名赤単バイクともいう。
どういうデッキかというと、プレイヤーを攻撃して勝つ。
プレイヤーを攻撃して勝つ。
※大事なことなので2回言いました。
ぶっちゃけそれだけである。専門用語で一言で言うならばアグロデッキである。
具体的には、
上のザバイクやザ・ゼットといったソニック・コマンドのクリーチャー(下バイク)を出し、プレイヤーを攻撃。
そして攻撃時に、
レッドゾーンZやレッドゾーンといった進化クリーチャー(上バイク)に侵略し、速攻で対戦相手のシールドを割り切り、とどめを刺すというもの。
もともとこれらのカードに加えコスト軽減持ちの小型クリーチャーなどを用いて、4ターン前後で勝つことを目的とした速攻デッキである。
もしロングゲームとなった場合でも、
これを
こうして
全てを終わらせることができる。
以下に上記のカードの簡単な解説を書いておく。
轟く侵略 レッドゾーン
元祖上バイク。6コスト、パワー12000のTブレイカー(3打点)。
6コスト、パワー12000のTブレイカー(3打点)。
大事なことなので(ry
これが小型の攻撃時に0コスで出てくるんだから驚きである。
しかもcip(登場時能力)で相手場のパワーが一番高いクリーチャー&それと同値のパワーのクリーチャーをすべて破壊できる。なんたる攻撃性能の高さ。
熱き侵略 レッドゾーンZ
6コスト、パワー11000のWブレイカー(2打点)の上バイク。
特筆すべきは何といってもcipによる盾焼却。
これにより実質3打点な上に、1枚はトリガーが機能しないためぶっちゃけただの3打点より強い。
しかもレッドゾーンZとレッドゾーンは同時に重ねられるため、レッドゾーンZ→レッドゾーンと重ねれば4打点(1焼却3打点)と化す。なんだこれ。
轟速 ザ・ゼット
暴走 ザバイク/ブンブン・バースト
通称下バイク。レッドゾーン(Z)の進化元。どちらも4コスト、スピードアタッカー(以下SA、シャドバでいう疾走)である。
それぞれに利点があり、
・前者はデメリット持ちではあるが4コストにも拘らず素で2打点持ちである
・後者は2コストの除去呪文としても使え、苦手なメタクリーチャーを倒せる
ことが挙げられる。
禁断 ~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX
レッドゾーンデッキの奥の手。
ゲーム開始時に山札の上から6枚を封印として付けた状態で場に存在し、赤のコマンドが場に出るたびに封印が一つずつ外れていく。そして…
6つの封印が外れたが最後、禁断開放。
コスト99、パワー99999の最凶モンスター、ドキンダムXが顕現する。
その能力で禁断開放した瞬間に相手クリーチャーを全て封印する。
言い換えるならば相手クリーチャー全てをあらゆる耐性を無視して葬り去る。
相手ターン中に禁断開放すればスーパースパークみたいなことして確実に1ターン凌ぐこともできる。
しかもゲーム開始時から禁断として場に存在するため、禁断開放したターンに即攻撃可能。
ただこんだけやりたい放題できる分弱点もあって、(4コスト以下の呪文で選ばれないというちょっとした耐性はあるものの)バトルゾーン以外に移動した場合、つまり除去された場合ゲームに即敗北するという凶悪なデメリットを抱えている。
(ぶっちゃけ禁断開放前に決着つくことがほとんどなのであんま気にならないけど。)
速い、パワー高い、長引いたら長引いたで99コスト、パワー99999のモンスターが降臨すると速攻にしてはなかなかパワー高めのデッキで、かつ動きが分かりやすいため登場当初の2015年ごろはかなり人気があり、2015年~2016年の間は環境トップをひた走っていたらしい。
ただ、その後はどんどん最新のデッキに立場をとられていき、環境トップからは姿を消してしまったものの、今でもその高いカードパワーは健在で、最近のCSでもたま~に入賞する(というか、自分も1回してきた)。また、イラストもカッコいいと評判で今でも根強い人気を誇る。
そんなレッドゾーンであったが…
今年大強化を受け、なんかすごいことになってしまっていた。
レッドゾーンがさらに強くなったよ
題名の通り、強化でなんとさらにパワーを上げてしまった。
その要因となったのは以下の4枚である。
それぞれ何がヤバいのかを簡単に書くと、
撃速 ザ・グナム
7月のEXパックで登場。
3コストのメリット能力持ち下バイク。普通に強い。
流石にスピードアタッカー(SA)は無い(というかついてたらヤバイ)ものの、コスト踏み倒しを対策することもできて便利。上記のザ・ゼットと組み合わせて、ザ・グナム+レッドゾーン(Z)&ザ・ゼットで4ターン目に一気に仕掛けることも可能。
覇王速 ド・レッド
上述のザ・グナムと同じパックで登場。
ザ・グナム同様3コスト下バイクだが条件付きとはいえなぜかSA持ち。
さらにさらにその条件も赤マナ3枚という赤単であれば実質あってないようなもの。
これで平然と3ターン目にレッドゾーンが走れるように。
赤単レッドゾーンの救世主である。
このカードにこんな軽い条件でSAがついていたことで後にとんでもないことになる。
瞬閃と疾駆と双撃の決断(パーフェクト・ファイア)
9月の通常パックで登場した呪文。ド・レッドが化けた原因。
・3コスト以下のクリーチャーを出す
・場の1体にSA付与
・場の1体に2回攻撃を付与
の中から2つの効果(同じもの2回でもOK)を選ぶ呪文。
ザ・グナムをSAにして3ターン目から殴ることもできるが、上述したようにド・レッドとかいう元からSAの怪物下バイクがいるので、ド・レッド出す&ド・レッドに2回攻撃付与で攻撃時にレッドゾーン(Z)に侵略したら3ターン目に相手の盾が全て消し飛ぶ。
横に2コスの小型がいれば先手3ターンキルも普通に狙える。
3ターンキルにこだわらなくとも、コマンド展開して禁断剥がして仕掛けたり、場のレッドゾーンを2回攻撃可能にしたりとできることはめちゃくちゃ多い。
カードパワーが高すぎる。おそロシア…。
龍装者 バルチュリス
ざっくり言うと、ターン中2回目の攻撃終了時に手札からノーコストで出てくるSA1打点。
これにより上述のファイア(出す&2回攻撃)→ド・レッド→攻撃時レッドゾーン(Z)に侵略→アンタップ&攻撃→バルチュリスで3ターンキルが成立する。
また、3ターンザ・グナム召喚、4ターンザ・ゼット召喚でザ・グナム攻撃、侵略レッドゾーン(Z)&ザ・ゼット+バルチュリスで4ターンキルが成立する。
また、ただキルルートが増えるだけでなく、バルチュリスは攻撃終了後に着地するためシールドトリガーによる除去を一切受けない。
ようは安定してキルまで持ち込めるのだ。
…なんだこいつ。
…とまぁ、このようにしてカードパワーが高すぎるデッキにさらにカードパワーを継ぎ足した結果、そこそこの確率で3ターンキル、ごく普通に4キルという異次元出力&パワーの速攻デッキが出来上がった。
感想&おわりに
正直自分でも勝てるか不安だったけど、大会でもちゃんと結果を残すことができるデッキでした。
弱点も多いため環境Tier1とはいかないものの、初心者である自分が、ガチ勢ばかりの扱っても大会で普通に勝ち上がれる強さを持ったデッキで、値段もかなり安い(Zに目をつむれば)ので、
デュエマに興味がある方は組んでみてはいかがでしょう。
今回は以上とさせていただきます。
読んでいただきありがとうございました!!!